ジャガード織りの布を制作するため、
スウェーデン西部Uddeboにあるväveriet(テキスタイルメーカー)
にお邪魔してきました。
スウェーデンの地下鉄、電車、バスの椅子布は、
たいていこの会社のものです。
写真の女性は、手取り足取り私の面倒を見てくれたJohannaさん。
väveriet唯一のテキスタイルデザイナーです。
専門知識の豊富な彼女はとても頼りになる素敵な女性でした。
こんなにじっくりジャガード織りに向かい合うのは初めての経験。
ほんの少し緯糸の色を変えるだけで、
こんなにも柄の見え方が変わるのかと驚いたり。
同じ縦と緯糸の組み合わせでも組織によって
表情の違いを楽しめるのは、ジャガード織りならでは。
数ヶ月かけて練った図案が織物になった時は、
何とも言えない幸せな瞬間でした。
本当に私は織物が好きだわぁ。と実感した二日間。
最後にもう一度、「Johannaさんどうもありがとう。」