3.31.2010

väveriet























ジャガード織りの布を制作するため、
スウェーデン西部Uddeboにあるväveriet(テキスタイルメーカー)
にお邪魔してきました。
スウェーデンの地下鉄、電車、バスの椅子布は、
たいていこの会社のものです。
写真の女性は、手取り足取り私の面倒を見てくれたJohannaさん。
väveriet唯一のテキスタイルデザイナーです。
専門知識の豊富な彼女はとても頼りになる素敵な女性でした。

こんなにじっくりジャガード織りに向かい合うのは初めての経験。
ほんの少し緯糸の色を変えるだけで、
こんなにも柄の見え方が変わるのかと驚いたり。
同じ縦と緯糸の組み合わせでも組織によって
表情の違いを楽しめるのは、ジャガード織りならでは。

数ヶ月かけて練った図案が織物になった時は、
何とも言えない幸せな瞬間でした。
本当に私は織物が好きだわぁ。と実感した二日間。
最後にもう一度、「Johannaさんどうもありがとう。」



3.26.2010

Rum för Barn















今日紹介したいのは、Kulturhuset(市民会館)内の施設、
Rum för Barn (子供の部屋)。
子供専用の図書館で、年齢に合わせて部屋が区分してあるので,
小さな子でも安心して本にふれあえる贅沢な空間。
施設内は隠れ家的スペースがあったり,階段やはしごがあったり、
子供が楽しめる趣向がこらされています。
工作会、読み聞かせ会、ダンス教室、フィルム上映会ありと、
イベントも盛りだくさん。

初めて行ったのは去年のいつ頃だったのか、
正確には思い出せませんが,
その日から私達家族のお気に入りの場所になりました。
施設の充実ぶりは説明した通りなのですが,
さらにビックリなのは、地下鉄セントラル駅の目の前という好立地。
にもかかわらず、無料だということ。

以前、Rum för BarnチーフのKatti Hoflinさんに
お話を伺う機会がありました。
「現在、対象年齢0歳から11歳までのこの施設を、
もう少し年齢の上の子供たちも来れるようにして行きたい。」
と、これからの目標についても語ってくれました。
らさらに発展して行くと思うと、さらにファンになるのでした。

3.14.2010

Trekanten

















遅ればせながら,スケートシューズを購入しました。
ストックホルムも3月に入りだいぶ暖かくなって来たので、
すっかり春気分。
スウェーデン人に言わせると「もうスケートシーズンじゃない。」
とのことですが,
日本人の私としては、「まだまだまだまだまだ冬だ!」という感じ。
現に今日だって朝は氷点下だった!
でもまぁ、冬物はなんでもお手頃になっていて助かります。

写真はTrekantenという湖でスケートをしている時に
撮ってもらいました。
湖が完全に凍っている間、天気のいい休日には、
皆湖上で思い思いに過ごします。
スケート、スキー、日光浴、お散歩。
今日はホットドック屋さんが登場していたのでお昼食べたり、
お茶をする人もちらほら。

冬の初め、スケートリンクで乳母車をおしているお母さんにビックリしていた私ですが、すっかりスウェーデン流が板に着き(?)今年の冬はあっという間でした。

3.05.2010

Imse vimse























娘が初めておぼえたスウェーデン語の童謡 「Imse vimse spindel」 
日本の童謡で言うなら、「大きな栗の木の下で」みたいなポジションの物ではないかと思います。と言うのは、曲にあわせて手遊びをするたぐいの童謡だし、スウェーデン人なら誰でも知っているからです。歌詞の内容は、

小さな蜘蛛が登って行くよ。
雨が降って、落っこちちゃったの。
でも太陽が昇って雨を乾かしてくれたから、
小さな蜘蛛は、また登れるね。
(訳:若鍋祐子)

去年の今頃、慣らし保育の時に初めて聞いて以来、何度手遊びと一緒に歌ったか思い出せません。あの時は保育園の先生のやっているのを必死で真似たけれども、今ではすっかり暗記し、ロックバージョンもこなすほどになりました。

考えてみれば、この1年間でおぼえたスウェーデンの童謡は数知れず。
というか、童謡以外の歌は歌っていないような、、、。
気がつけばデスクでデザインを考えている時ですら童謡鼻歌な今日この頃。