8.24.2015

skapande


















ここ何年か母校の夏のスクーリングで講師やっている。ほんの数日間ではあるけれど大学でお仕事をしてくると、自分の中で変化が起こる。今年感じたのは、「展覧会やコンペの作品を作るだけがクリエイションではない。」という事。
日常の中でいくらだって創造性を発揮出来るところは潜んでいる。なのに、日常の忙しさを言訳に置き去りにしてきていることを反省させられた。

大学への道すがら、玉川上水沿いを歩いたのは久しぶりで目にする木々や、街並が懐かしく感じられました。もう十数年前に授業に遅れそうで必死で走ったり、おちばのつくる自然の色に感動しながら通ったのは良い思い出だ。
ここは私を基本に戻してくれるところ。また来年も歩きたい。

8.07.2015

påsar 2

新作です。小さなハンドバック。
8月なのにウールなのはクリスマス時期のマーケットのサンプル作品だからです。青と茶色の太めのストライプは今お気に入りの色を使いました。

この画像だとサイズが伝わらないですが、かなり小ぶりです。コサージュもついて可愛くは仕上がったんですが、「もう少し大きくないと使いづらいな。」と、1つ仕上がると見えてくることも多々あります。

「9月中に、また新作をアップします!」と、ここで自分にプレッシャーをかけることにします。

5.27.2015

påsar

気持ちのいい日が続く。制作日和。まだ5月。
なのに、ウールを使って制作している私って、、、。とは思いつつ。
久しぶりにブログが書きたくなるのは喜ばしい。
前回のトートバッグもどうにか嫁ぎ先が決まり、また鞄を制作しようかと思案中。
今好きな色、青緑でまずは布を織るところから始めよう。

ふと思う。なんで女性ってこんなに鞄が好きなんだろう?私と母だけではないと思う。気がつくと季節が変わるたびに新しいのが欲しくなっていたり。

3.04.2015

vår


制作も一段落したところへ温かくなってきたことがかさなって、毎日の生活を穏やかに過ごしています。

親しい友人に会ったり。映画を見たり。昨日はひな祭りで、料理のあまり得意でない私でも娘の期待に応えようと多少は努力したりもしました。久しぶりの友人や、その赤ちゃん、家族にプレゼントを選んだりしていて思うのですが、プレゼントを贈りたくなる人がいるって幸せ。

3月、新年度に向かってエネルギー補給中。

2.26.2015

choklad och sockervadd













今年もGallery•Sinさんにて開催の東日本大震災4年 チャリティーアートイベント&作品展に参加しております。大学の同級生であり、ギャラリーオーナーの米澤さん。いつも私を引っ張ってくれるその元気に感謝。私もこの展覧会を通して励まされている一人です。

今年は手織りの布でトートバックを制作しました。タイトルは茶色い方がchoklad(チョコレート) と白い方がsockervadd(綿あめ)です。このサイズ、私にとってはとても使い易いんでsockervaddの方は自ら使いたいほどです、、、。4個しか作らなかった自分が悪いのです。はたして我が家に帰ってくるのか、、、。帰って来て欲しい様な、来て欲しくないような。複雑な心境のまま、会場へと送り出しました。

作り終わってしまうと、なんだか空っぽな私。次は何しようかな。

9.05.2014

Målning














次の展覧会まで時間がないのは分かっています。
あまりスピーディーに物事は進められないタイプですし。
何か言いたいこととかあっても、その時は言葉が見つからなくて、上手く伝えることが難しいし。

いや、そんな話しをしたいのではなくて、スタジオの模様替えをしているんです。
12畳ほどのスタジオは織り機と整経台とデスク。それに細々とした道具や材料が散らばっていて。常々どうにかしたいとは思っていたのです。

9月はやる気が迸る。立場は人を作る。空間だけでなく。環境って大切ですから。

There is not so much time before the next exhibition.
I know I am not so organized and capable.
If I have something want to say, I often can not find correct words. Also it is so difficult to express my thought.

I do not want to write about such things. Now I am painting the wall of my studio. It  is so messy , because there are a weaving machine,  a desk and some of materials and some machines in my small studio. I had been thinking I should do anything for my enviroment for a long time.

One day in September, feeling my energy I start to paint. The situation makes the mind of the person. Not only the space. The environment is important.

8.13.2014

BALLETS RUSSES


















久しぶりに行った展覧会のことを書こうと思います。
「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」。
娘がバレエを習ってはや2年。生のバレエも何度か見に行きましたが、バレエ衣装の展覧会は初めてでした。

歴史的なことや、有名なダンサーやアーティスト、作曲家のこと等、まだまだ分からないことばかりの娘にとって、衣装自体が魅力的でなければ楽しむのは難しかったと思いますが、「これが着たい!」「このお話を知りたい!」「ステキ!」等々。ポジティブな感想をたくさん聞かせてくれました。

バレエの知識が皆無な私ではありますが、西洋美術の歴史に名を残す、ピカソ、キリコ、マティス、コクトー、ローランサン、ブラックにシャネル等の、当時のアーティスト、デザイナー達がこのバレエ団に携わっていたことを知り、その作品を楽しく拝見致しました。
個人的にはジョルジョ・デ・キリコのデザインした衣装の数々には視線を奪われました。

「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」は国立新美術館で9月1日迄です。興味がある方はぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょう。