6.30.2010

Trollskogen

















今日は珍しく主人と一緒に保育園へ娘を迎えに行った。
と言うのも、もうすぐ長い休暇に入ってしまう、
お世話になった先生達にお礼を伝えるためだった。
慣れ親しんだTrollskogen(クラスの名前)の先生や教室とも、
もうすぐお別れと思うとやっぱり胸が痛い。

初めての父母ミーティングで、
「夫婦共にスウェーデン語が分からない。」
と伝えたら、若い先生とは対照的に苦い顔をしたGun先生。
それから約2年間、私が英語で話しかけても
絶対にスウェーデン語の返答。
頑固なのかなぁ?なれてないのかなぁ?と、
自分のことは棚に置いて考える。たぶん両方。
日本に帰国する旨を伝えた時、一番悲しそうな顔をして
涙をにじませてくれたのもこの先生だった。

たくさんの出会いがこの保育園からはじまり、
大切な思い出ができました。
私達の感謝の気持ちは、用意した小さな小さな贈り物や、
ましてや、つたいないスウェーデン語では表現しきれません。
Tack för allt. Vi är verkligen glada över att träffa er.

6.25.2010

Midsommarafton























夏至祭がありました。
スウェーデンではこの日、花で飾られたメイポール
(写真中央に立っている緑の棒)の周りを、子供たちや
民族衣装を着た人たちが踊って、夏の到来を祝います。
中でもダーラナ地方の夏至祭は有名で沢山の観光客が
訪れるそうです。

私達は、近所の会場に娘の保育園のお友達と一緒に出かけました。
去年はだっこしてメイポールの周りを歩くだけでしたが、
今年は親しい友達がいたこともあり、楽しく踊る姿に
成長を感じられました。

















道すがら作った、娘のMidsommarkransen(夏至祭の冠)が
なかなか好評で「子供の分を作って欲しい。」と頼まれると、
得意になって作る私なのでした。

冠に7種類の花を使い、夜それを枕元に置いて眠ると
将来結婚する人に夢で出会えるとか。
写真の二人には少し早い話しですね。

6.22.2010

Gotland-visby and fårö

すっかりご無沙汰していましたが、
実は日本への帰国の準備や思い出作りでバタバタしていました。
まだまだバタバタすると思われます(苦笑)。

















今回は、最近家族と行った旅行について書こうと思います。
場所はStockholmの南に位置するGotland島です。

島の中心となるVisbyはオレンジ色の屋根が印象的な建物がいっぱい。
また街の至る所で写真の様な中世時代の教会等、
建物の廃墟を見ることが出来ます。
なかには風化した廃墟でゆっくり出来るカフェレストラン等もあり、
気軽に廃墟の近くまで行くことが出来ます。


















私達家族は、少し遠出をしてFåröにも行ってきました。
FåröはGotlandの北にある小さな島で海岸沿いには沢山の、
面白い形をした岩や、珊瑚の化石が入り込んだ石等を見られました。
上の写真はその昔、漁師がシーズンになると宿泊していた味な建物。
こじんまりした小屋が海岸に集まっている風景は
可愛らしい雰囲気もかもし出していました。

Fåröを徒歩で散策中、
私達を逆ヒッチハイクで車に乗せてくれたIngerとGunnar夫妻。
(こんなラッキーなことってあるんですねぇ、、、。)
Fåröを徒歩で満喫することは不可能でした。。。
旅の前にはしっかりリサーチしなくちゃ駄目ですね。
まぁ、今回は終りよければ全て良しと言うことで、、、。
心温まる旅になりました。
ありがとうございました。

6.07.2010

Millesgården


















私達家族がスウェーデンに来て2年経ちますが、
観光をあまりしていなかったことに気がつきました。
この夏こそは、ストックホルムを満喫しようと思います。

と言う訳で、先週末Millesgårdenに家族で行ってきました。
スウェーデンの代表的な彫刻家カール・ミレスの作品を
展示した彫刻庭園です。


















庭園自体も素敵だったのですが、行きすがら乗ったトラムや、
お庭から広がる景色、エントランスのKonsthall等。
思っていた以上に見所満載で、期待以上に観光気分を味わえました。

8月には3歳になるの娘も、海に広がる景色、魚の彫刻や噴水が
気に入って楽しそうでした。
さぁ、次は一緒にどこいこうかしら。。。

5.28.2010

Vårfest

















昨日は娘の通う保育園のVårfest(春のパーティー)の日でした。
親達はちょっとした食べ物を用意し、3時頃に保育園に集まります。
フルーツや、自家製の焼き菓子を囲んでお話ししながら頂きます。
















お茶の後は、皆で輪になって遊び歌の時間。
こういう時さすがに知らない歌が沢山あって、歌えません。
でも手遊びだけ真似して楽しみました。

このパーティーが終わると、もう夏休みまで残りわずか、
今年度も終るんだなぁと感じます。

約2年間、こちらの保育園に娘は通いました。
言語や文化の違いを最初は心配していましたが、
素敵な先生方とクラスメイトに囲まれて、
スウェーデン社会を体感したんじゃないかと思います。

この場をかりてご報告させていただきます。
7月に日本に帰国します。
まだ、感傷的になるのは早いのですが、
保育園での出会いはもちろん、たくさんの暖かい友人に出会い、
スウェーデンで過ごした日々は私達家族の一生の宝物です。

5.22.2010

Tyg för Barn























現在開催中のKonstfack Degree Exhibitionで
Tyg för Barn(textile collection for children)を展示しています。
会場でワークショップ兼パフォーマンスをしているのですが、
子供相手にワークッショップを一人で取り仕切るのは激務です。

内容は私のインテリアファブリックコレクションの展示場で
アイディアの源になった切り絵を体験をする。と言うものです。
なにしろ子供が多いときはカオス状態。
子供用のファブリックなので、子供が興味を持ってくれているなら、
「成功??」と思いつつも、展示終了時間にはヘトヘトです。

ちなみに写真の姉妹、特にお姉ちゃんが良い子で、
展示期間中初、何も言わなくてもお片づけして帰ってくれました!
感動ものです。

展示会の詳細は下記のHPでご覧になれます。
http://www.konstfack2010.se/

5.08.2010

Furoshiki























今日紹介したいのは、現在コラボレーションしていただいている
インテリアデザイナーSeung Junさんのファーニチャー FUROSHIKI。

FUROSHIKIは色々な形で使うことが出来ます。
例えば広げてマットレスのように使うことも出来るし、
隅についているマジックテープをくっつければ、
ボートのような形になります。
そして、全てのマジックテープをくっつけると、
ふっかふかのスツールが出来上がります。

子供用のインテリアファブリックを制作していた私が、
Stockholm Furniture Fairに出品していた彼女の作品に一目惚れし、
ぜひ、私の布を使って子供用に作ってもらいたいとお願いしました。
そうして子供用FUROSHIKIが出来上がりました。

写真はボートのような形にして娘に遊ばせてみた時のものです。
マジックテープを付けたりはがしたりして、
楽しそうにしていたのが印象的です。
Seung Junさんとは、これからもコラボレーションしたいです。
ご協力ありがとうございました。