図書館内への展示ではなく、隣接するギャラリースペースに
個展のような形で展示することになったことでした。
広くて、かなり個性的な形、天井もかなりの凹凸、、、。
すっかり場の雰囲気にのまれてしまいました。
そこへ、照明担当のKarinがやってきた。
彼女は私とは対照的に、具体的なイメージを持っていました。
影を使って壁に「魚を泳がし、蝶舞わせ、鳥飛ばそう!」と、
提案された時は、なんて詩的なことを言うのだろうと
驚かされました。
すっかりKarinのファンになり、影のことを考慮しながら、
展示を済ませ、安心して彼女にバトンタッチしたのでした。
彼女の作り出した影をご覧下さい。
強さの違う光を二つあてることにより、
重なりと奥行きを持たせています。
下方へ強くライトをあて、小さな子供が影を
感じやすいようにしました。
上方に行くに従って影が薄くなり蝶が壁に融けて消えてくよう。
これには私もビックリ。
なんとランプシェード自身が回転する仕組み。
シェードが動いているので、影もずっと動いています。
本当に鳥を壁に飛ばしてくれました。
子供達は動く影に触れようと、興味津々の様子でした。
素敵な光と影をありがとう。
Karinとのコラボレーションは良い経験になりました。