7.07.2011

Fanny Aronsen




















スウェーデンの大学院時代の恩師が亡くなった。
ショックで言葉もないってこのことだと思う。若すぎる。
思い出の中で元気すぎる。

デザイナー、プロデューサーとしての成功は言うまでもなく、
FANNYARONSENの布の美しさは、高貴と言っても言い過ぎではない。デンマーク王室御用達であることもうなずける。

素顔のFannyは、教授と学生というラインをいとも簡単に超えてくる人。
思い返せば国際電話での合否審査のインタビューの時でさえ、
緊張でガチガチの私相手にまずは冗談をぶつけてきたのだった。
マルメやガムラスタンの自邸に学生を招待し、自ら料理の腕をふるってくれた。
TVサッカー観戦に夢中になっている主人を苦々しく見ている私に、
少女のような顔で「私のせいよ。悪かったわ。」なんて言ってニヤリ。
あの大きな美しい目のウィンクで、何度ドキドキさせられたか分からない。
終了制作時には、私のプロジェクトの為に自分の名前を出して企業に協力を頼んでくれた。
最終プレゼンには術後で体調が万全ではないにも関わらず傍聴してくれた。

彼女から学んだこと、受けた影響は計り知れない。
かっこ良すぎて、ちょっと近寄りがたく見えるけれど、
本当は気さくで冗談ばっかり言って人を笑わせるのが大好き。
私はFanny Aronsenが大好きだった。いつかまたスットクホルムに行けば会えると思っていた。今はただ悲しい。

どうか安らかに眠ってください。

My former tutor Fanny Aronsen has dead.
I can not find words for it. She was too young and very fine in my memory.

Her successful designer and producer works will be a history of the Swedish textile. The beauty of the fabric of FANNYARONSEN is not exaggeration to say that there is nobility. It is enough to be Danish Royal Warrant.

Fanny of the real face was the person who easily exceeded the line between a professor and the students.
If reconsider it; even at the time of interview of the results examination by the international call, I was quite nervous but she was bumping against me a joke.
She invited her students to Mal and the own residence of Gamla Stan, and had shown a cooking skill by oneself . At her house I was really angry about my husband watching the TV football game too seriously, then she said "Oh, it's my fault . " to me with the face like a girl and agrin .
I do not know how many times I was made tothrob by the wink of such a big beautiful eye during her lectures.
She asked the company for cooperation by using her big name for my final project.
Though physical condition was not perfect, she observed my last presentation after an operation.

I learned from her a lot. It was immeasurable.
It sometimes seems hard to approach a little because of too cool, but actually she was openhearted and loved to make people laugh. I love Fanny Aronsen. Simply sad.

Please please rests peacefully.

4 件のコメント:

  1. ゆうこさん、

    素敵な人を失ってしまった。
    ハンサムウーマンという言葉がよく似合う外見とは裏腹に、中身は本当にフレンドリーなFanny。彼女はいつも笑っていましたね。
    もう彼女のその笑顔には会えないけれど、彼女がくれた沢山のエネルギーに感謝を。そして、どうか安らかな眠りを。

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  2. そうだね。彼女に出会えたこと、与えてくれたことに感謝しなきゃね。
    忙しく華やかな人生を終え、やっと休憩なのかも。
    ありがとうFanny。

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  3. Tomoko@london7/12/2011

    そんな悲しいことがあったんだね。お悔やみ申し上げます。すてきな写真だね。凛とした感じが伝わってきます。

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  4. Tomokoさん。コメントありがとう。とってもとっても素敵な人でした。
    少しでも彼女の人生に関われたことは幸運だったと思います。

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